タウンジー

タウンジー

インレー湖への船着場がある街・ニャウンシュエから北東へ30Km行った先にある都市・タウンジー。標高1,430mに位置し、シャン州の州都として知られています。立地的に避暑地のような気候で、街自体はそれほど大きいわけではないのですが、シャン州における政治・経済の中心として機能しているとても綺麗な都市です。

主だった名所旧跡はありませんが(ただし、幻の遺跡・カクー遺跡への玄関口)、非常に大きなマーケットがあり、その規模は周辺の街のどのマーケットよりも大きな規模を誇っています。この他、ゴルフ場などもあるため、国内外問わずバカンスとして利用するひとびとが多い街です。

タウンジーに暮らす多くは、シャン族、インダー族が中心です。また、マーケットには、タウンジー周辺に暮らす山岳民族の姿もよく見受けられます。高原にある街なので、街まではすべて山道。標高が高いため、朝晩の冷え込みに注意してください。

中国国境に比較的近いことから、中国語で書かれた看板が目立つことも特徴のひとつ。宿泊滞在するのも良いですが、ニャウンシュエから非常に近いため、日帰りで観光することをおすすめします。

■おすすめ観光情報
【タウンジーマーケット】
タウンジーに多く暮らす、シャン族をはじめとした少数民族の作った民芸品などがたくさん販売されているマーケット。その規模は、周辺の街のどのマーケットよりも大きいものです。中でも、手作りの織物などは、非常に上質の物が安く買えることで知られています。タウンジーを訪れたら、ぜひお土産として買い求めることをおすすめします。

【シュエブインプイン・パヤー】
タウンジーの東にある山の山頂に建立されたパヤー、シュエブインプイン・パヤー。ミャンマーの僧侶が修行した山として知られています。タウンジー市内からは車で約15分です。

【ヤットムー・パヤー】
タウンジーの西にある山に建立されたパヤー、ヤットムー・パヤー。スタンティングブッダと呼ばれるパゴダの足下に、戦時中に日本軍が彫ったとされている日本語の跡が残されています。

【スラムニ・パヤー】
タウンジーから少し離れた高台にあるパヤー、スラムニ・パヤー。立地的に見晴らしが美しいことでも有名で、タウンジーを訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。

【タウンジー博物館】
タウンジーの中心民族であるシャン民族の文字文化をはじめ、歴史、生活用具、衣類、武器など、幅広く展示している博物館。タウンジー市内の南部にあるボージョーアウンサン通りに立地しています。

【カックー】
タウンジーから南へ42km、シャン州の南境の街・ナウンモンの東側の位置にあるカックー。カックーの西側にはカル山脈が広がっており、その雄大な景色を堪能することができます。

広大なパヤー群が見事な場所として、非常に著名な存在であるカックー。秘境という言葉がふさわしく、幻想的な雰囲気をまとっています。つい最近まで、外部の観光客はおろか、ミャンマー人ですら訪れることが許されていませんでした。

非常に古い歴史を持っており、パヤーはいずれも、12世紀のバガン王朝時代にアラウンズィートゥー王によって建立されたもの。幾度となく拡張されたことで、現在では、広大な土地に約2,500基ものパヤーが林立しています。芸術的にも、非常に優れた価値の高いパヤー群とされているのです。

一番の見どころは、中央にそびえ立つ白いパヤー。紀元前に建てられたもので、もっとも歴史が古い遺跡です。また、各ストゥーパには、ビルマ、シャン、パオ様式など、それぞれの民族の文化が取り入れられているため、こちらも興味深いため見てまわっておきたいところ。加えて、パヤー郡の近隣には自然洞窟があるので、ぜひ訪れてみてください。

山岳少数民族であるパオ族が暮らす地域にあるカックーでは、貴重なパオ族の生活や文化に触れることができます。今でも機械に一切頼らず自給自足の生活をするパオ族は、日々の暮らしの営みを、水牛で畑を耕しながら過ごしています。彼らの生活を垣間見ることができることは貴重な体験になります。

カックーまでは公共交通機関がないので、タクシーをチャーターして訪れてください。所要時間は、約1時間半。訪れる際には、必ずガイドを同伴させる必要があります(US$5)。ミャンマーではなくパオ族の自治エリアのため、ガイドを頼むことを忘れないでください。ホテルか、ガイドを兼ねた客引きタクシーに尋ねると良いでしょう。また、タクシーの他に、ニャウンシュエからトレッキングで訪れることもできます。ただし、片道約6時間はかかるため、帰りはタクシーをチャーターしてください。

ニャウンシュエやタウンジーから、タクシーまたはトレッキングで向かうと、タウンジーからすぐの位置に検問があります。ここでチェックを受けてから、パオー族の自治地区に入っていきます。山道を1時間ほど進んだ先に視界が開けるように見えてくるのが、広大なカックー遺跡群。この瞬間を目当てに訪れるひとも多いほど。非常に美しい光景です。

観光のおすすめ時期は、毎年3月中旬の1週間。この時期に、カックーで開催されるお祭りがあります。シャン州各地から馬車で集まった数千人ものパオ族のひとびとで賑わうことで有名で、それはそれは美しく壮大なお祭りということもあるため、必見です。

入域料:US$3

■交通情報
ヤンゴンから飛行機でヘーホー空港へ入り、そこからインレー湖への船着場があるニャウンシュエへ。ニャウンシュエからは、ピックアップで約1時間で訪れることができます。

タウンジー市内は、街の大きさとしてそれほど広くありません。徒歩で充分にまわれるため、歩いて観光することがおすすめです。

■ホテル
インレー湖への船着場がある街・ニャウンシュエから近いため、ほとんど日帰り観光するひとが多いです。宿泊拠点はニャウンシュエ、またはインレー湖に構え、日帰りで訪れることをおすすめします。

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ミャンマーの日本語ガイド
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