ミッチーナ

マンダレーから鉄道で北上していくと、その北端に位置している都市・ミッチーナ。カチン州の州都として知られています。中国との国境まで約100Kmの場所にあることも影響し、中国人系のひとびとも数多く暮らしている街です。

太平洋戦争の激戦地となった場所でもあり、その後も長い内戦が行われていました。敬虔なクリスチャンが多く、その影響もあってか、ミッチーナに暮らすひとたちは紳士淑女揃いです。誰もが非常に優しく、居心地が良い街としても知られています。英語もかなり通じるので、観光するのに不便しないでしょう。

ミッチーナからは、カカボラジ山があるプータオにも足を延ばすことができます。また、世界最良のヒスイ採取地として知られる景勝地・ミッソンへも、ミッチーナから訪れることができます。

■おすすめ観光情報
【スタウンピー・パヤー】
ミッチーナの街中の北部にあるパヤー、スタウンピー・パヤー。綺麗な寝釈迦仏があります。戦没者のために、日本人の寄付によって建立されたパヤーです。

【カチン州立民族博物館】
カチン州に暮らしている、少数民族(ジンポー族、リス族、ロウワン族、ザイワ族、ローウォ族、ラチ族)の文化をはじめ、歴史、伝統的な生活用品などを紹介している博物館・カチン州立民族博物館。ミャンマーは仏教徒が非常に多い国ではありますが、ミッチーナに暮らす民族の約60%がキリスト教徒と言われています。

【ミッソン】
ミッチーナから、北へ43Km行った先にある街・ミッソン。唯一の景勝地としても名高い街で、エーヤーワディ川の原点の場所でもあります。マリ川、ンマイ川のふたつの川がひとつになる渓流も、見応えのある見どころとして知られています。

ミッソンでは、長らく内戦状態が続いていたため、1993年にようやく取り交わされた停戦調停までは、外国人の出入りが容易に許されることがなかった街です。ミッソンに宿泊場所はないため、訪れるのであれば、ミッチーナからの日帰り観光になります。

【インドージ湖】
ミッチーナから西の方角、車で約6時間走った位置にある、ミャンマー最大の湖・インドージ湖。その規模は、長さ36Km、幅13Kmもあり、実に壮大。亜熱帯植物や野生の鳥類、動物の保護地区としても知られています。このため、入域には入域許可が必須となるため、訪れるのであれば覚えておいてください。

また、ミッチーナからインドージ湖へ行く道中に、ヒスイの採取地として名高いパーカンがあります。ヒスイの産出地は、世界的に見ても非常に限られており、安定した量の硬玉が常に産出される土地は、世界中でもミャンマーのみと言われています。このため、パーカンは非常に貴重な場所として広く知られているのです。

パーカンだけでなく、主にパーカンで働くひとたちが買い物に訪れる村などもあるため、インドージ湖への道中は、適度に休憩しながら向かうことをおすすめします。ヒスイに興味のあるひとは、ガイドにお願いしてみてください。あくまでも、運がよければ、なのですが、採取地であるパーカンの鉱山へ連れて行ってもらえる可能性もあります。

■交通情報
ミッチーナへの交通手段は、空路または陸路を利用するのがおすすめです。飛行機だと、所要時間約3時間。各地からフライトがあります。鉄道だと、所要時間約15~16時間。マンダレーから1日4本運航しています。バスはありません。

ミッチーナ市内は、街の大きさとしてそれほど広くありません。徒歩で充分にまわれるため、歩いて観光することがおすすめです。

■ホテル
長い間、外国人旅行客などが訪れることを許されなかった街だけあり、ホテルの数も非常に少なく、いずれも割高です。街の中心地の近くに点在しているため、便利は便利なのですが、高級ホテルもないのでその点はよく覚えておいてください。

ホテルマデイラ、シン シャン ホテル、パンツン ホテル、YMCAなどがミッチーナ周辺観光におすすめのホテルです。

 

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ミャンマーの日本語ガイド
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