マンダレー

マンダレー

ヤンゴンから、エーヤワディ川に沿って北上すること約720Km。ミャンマーのほぼ中央に位置する、ミャンマー第2の都市・マンダレー。イギリスに併合されるまで独立を保った最後の王朝の首都として広く知られており、旧王宮と、美しく整えられた碁盤の目のように張り巡らされた路からなっています。

文化遺産及び宗教的な重要度が高い都市としても有名で、人口の3分1を僧侶と尼で占めています。マンダレーの象徴的なマンダレー宮殿の中には、ライオンの王座、庭園、展示室、財宝置き場などがあり、すべて見学が可能です。展示品はあまりないのですが、品質の良いチーク木で建築され、ミャンマーの伝統的芸術が残され、王宮が栄えた当時の生活が窺えるということもあり人気のスポットとなっています。

街は、王宮の西側からマンダレー駅西側にかけてが一番栄えています。ホテル、レストランなども一帯に集中しているばかりか、ミャンマー最大のマーケットがあることでも有名です。文化の中心地でもあるため、連日活気に溢れた賑わいを見せています。

また、マンダレーの周辺には歴史ある街がたくさんあることでもよく知られています。ミングォン、ザガイン、インワ、アマラプラがあり、中でもアマラプラでは文化遺産、有名寺院、伝統的な芸術、工芸品などが見学できるため、非常に人気が高い観光地です。加えて、ルィンなどの避暑地もあるため、バカンスとしても楽しめる幅広いおもしろさを持つことから、マンダレーはミャンマーの観光・文化拠点とも言えます。

入域料:US$10
マンダレーでは入域料が必要です。各主要観光地で購入可能で、購入時にはパスポートが必要です。有効期間は1週間。要注意点として、各所でチェックがあるのですが、同じ場所に入ることができるのは一度だけという決まりがあります。計画を立てた上で廻るようにしましょう。マンダレーのみならず、アマラプラ、インワ、パレイッなどでも有効です。

■おすすめ観光情報
マンダレー市内は、ミャンマー最大のマーケット、王宮、山全体がひとつの寺院になっているマンダレーヒル以外には、特別他に見どころがあるわけではありません。ただし、マンダレーとマンダレー周辺には700を越える寺院があります。

アマラプラのマハーガンダーヨン僧院、ミングォンの巨大寺院と世界最大級のベル、ザガインヒルの日本人戦没者慰霊碑、映画などの撮影に良くつかわれる木製のウーペイン橋など、何度訪れても魅力に感じられるところばかり。すべてをじっくり見て廻るのに、3日間は必要と言われているほどです。

【マンダレー王宮】
1861年、ミャンマー最後の王で言われるティーボ王により建立された、ミャンマー建築芸術のすべてを集めた王宮。第二次世界大戦までは、建立当時のまま現存されていましたが、大戦により焼失し、現在マンダレーの同じ場所にあるのは再現した王宮です。

ただし、当時の姿に近づけようと、ありとあらゆる匠の技が施された素晴らしい建造物であることには変わりありません。すべて見学可能のため、ぜひ訪れてみて、当時の王族の生活などを窺い楽しんでみてください。

【マハム二・パゴダ】
毎日、観光客のみならず、ミャンマーのたくさんのひとびとが訪れるマンダレー南西部に位置するパゴダ。一番の見どころは、銅で鋳造された高さ4m、重さ6.5トンのマンダレー最大の仏像です。非常に存在感がある仏像で、生きているように感じる、というひとが多いほど。特に、ダイヤモンド、ルビー、サファイアなどで作られた仏像の頭の上の飾り物は必見。見逃さないようにしましょう。

パゴダを訪れた多くのひとたちは、この仏像に金箔を貼っていきます。長年に渡って貼られた金箔は、幾重にも重なり、現在では厚さ15cmにもなっているのです。

【マンダレーヒル】
マンダレーのちょうど北に位置する、標高約230mの山全体がひとつの寺院となっているめずらしい造り。頂上には見晴台があり、素晴らしい日の出、日没が拝めるばかりか、マンダレーのパノラマのような景色が一望できることでも有名な人気スポットです。

寺院も頂上にあり、鏡の破片で覆われ、キラキラと輝く外観を誇る造りが非常に斬新な寺院としても、訪れるひとたちを魅了しています。また、マンダレーヒルの南西の入口前には、巨大なふたつのライオン守護像があります。これには釈迦の時代からの伝説があり、生きている当時、マンダレーヒルへ訪れた釈迦が、「マンダレーヒルの麓はこれから栄え、大きな都市ができるであろう」と、マンダレー宮殿の方角を指差し予言した、と伝えられています。

【チャウットーヂー・パヤー】
マンダレーヒルの麓に位置するパヤー。見どころのポイントは、本堂に鎮座する巨大な石仏。一枚岩で作られており、まさに圧巻の姿を拝むことができます。

【マハムニー・パヤー】
マンダレー最大規模と呼ばれているパヤー。最大と呼ばれている理由は、マハムニー・パヤーの本尊にあたるマハムニ仏が、高さ4m、非常に立派な黄金像であることからと言われています。昔から由緒あるパヤーとして知られており、観光客にも人気なのは当然のことながら、常にミャンマーの参拝客が絶えることはありません。

【クドードォ・パゴダ】
小さな白いパヤーが建ち並び成り立っている、異色のパゴダ。別名『マハローカマラゼィンパゴダ』と呼ばれており、世界最大の本のパゴダとして有名です。パゴダの中には、大理石で造られた仏塔が729あり、その中には釈迦のお教えである仏教典が彫られています。

【サンダムニ・パヤー】
クドードォ・パヤーの隣に位置する、同じく白いパヤーが建ち並び成り立つ造り。仮の王宮が置かれたこともあるパヤーで、非常に由緒ある場所としても知られています。

【エインドーヤー・パヤー】
サンダムニ・パヤーと同じく、クドードォ・パヤーの隣に位置し、同じく白いパヤーが建ち並び成り立っています。こちらも仮の王宮が置かれたこともあり、非常に由緒ある場所です。

【シュエナンドー僧院】
アトゥマシー僧院の近くにあり、ミャンマーでも数少ない貴重な木造の僧院。マンダレー王宮の面影を残していると言われているシュエナンドー僧院は、建物自体が見事な芸術品とも呼ばれています。

王朝が栄えた当時、ミンドン王と第一夫人もよくシュエナンドー僧院を訪れ静養していたと伝えられていることでも有名です。ミンドン王没後、ミンドン王の後継者であるティーボー王が、建物を現在の場所へ移し、1880年から僧院として利用されるようになり、現在に至る歴史を持っています。

【ウーペイン橋】
アマラプラ時代に、当時の市長・ペイン氏が造り上げたチークでできた橋。全長約1.2Kmあり、984本のチーク木が使われています。ちょうどタウンタマン湖の真ん中を渡っているため、タウンタマン湖を一直線に割ったような形が特徴的です。

タウンタマン湖近辺は非常に気候も良く、風が涼しく木陰でゆっくり過ごすのにも適しています。また、ここから眺める夕陽が格別で、空ばかりか湖面まで照らす赤い夕陽を眺めながら幻想的な雰囲気に浸れることから、多くの観光客のみならずミャンマーのひとびとの人気スポットでもあります。

【マハーガンダーヨン僧院】
数千人の若き僧侶が暮らす、ウーベイン橋の近くにある僧院。建立は1914年で、宗教的な規律をもとに僧侶を勉強させる目的を果たすセンターとして建てられました。昼食時間も決まっていて、10時30分から数千人の僧侶が、ひとつのホールで仏陀の教えを守りながら静かに昼食を採る姿は荘厳な雰囲気です。

【バーガヤー僧院】
チーク木で建築された美しい僧院。バーガヤー僧院の建立のために使用されたチーク木は、267本と言われています。僧院の入り口が8つあり、なによりの見どころは彫刻画で、観光スポットとしても知られています。

【ゼェジョーマーケット】
ミャンマー最大との呼び声が高い、巨大なマーケット。夜になると、様々な露天が出ることでも有名です。朝と夜の様子がまったく違うことでも知られており、ゼェジョーマーケットを訪れるのであれば、ぜひ時間を変えて楽しんでみてください。

■交通情報
マンダレーへのアクセスは、ミャンマー主要都市からあらゆる交通手段が利用可能となっているため、非常に便利です。ミャンマーの北部に向かうための交通拠点としても成り立っています。この他、マンダレー近郊にはいくつかの都市があり、見どころに溢れているため、観光拠点としても、周辺観光のための宿泊拠点にもおすすめです。

飛行機で各地から訪れることができることも、移動時間の短縮のためにうれしいポイント。ただし、マンダレー空港から市内の距離は約50Kmあり、市内に出るための公共交通機関がないため、タクシーかシェアタクシーでの移動となります。

陸路は、バスと鉄道があります。特に、ヤンゴンとマンダレーを結ぶバスは、ミャンマーの主要路線となっているため、便数も非常に多いことに加え、日本製の観光バスを採用しているため快適です。鉄道は、バスに比べ料金が割高で、時間もかなりかかるためおすすめできません。また、ゆっくりと時間をかけながらであれば、海路の船旅は旅行者にも人気のおすすめ路線になっています。

マンダレー市内の移動については、マーケットなど中心部は徒歩で十分廻れます。ただし、マンダレーヒルなどに足を伸ばす際には、サイカー、自転車などを利用しましょう。近郊都市に訪れるのであれば、ガイド付きタクシーがおすすめです。

■食事
マンダレーでの食事で美味しいと評判なのは、中華料理とミャンマー伝統料理、それからインド風料理です。マンダレー及びサガイン周辺にレストランが建ち並んでいて、健康に良いとされている食べ物も販売されています。

特に『マンダレー名物』と呼ばれているのが、マンダレー・モンティ。鶏がらベースのスープに、野菜、鶏肉がたっぷり入り、麺はきし麺に近い種類です。レストラン、喫茶店など、至るところで食べることができ、朝食、昼食に特に最適と言われている地元民御用達の麺料理です。この他、サムザ、パラタ、チャパティーなどのお菓子も有名です。

■買い物
マンダレーの名産として知られている主な品物は、つづれ織り、銀器、青銅器など。ミャンマーの代表的な名産としても有名です。また、ミャンマーを象徴するシルク服のほぼすべてが、マンダレーとアマラプラで生産されていることから、これら名産を手頃な価格で買い求めることができるため、旅行客にも人気となっています。市内のマーケットで購入することが可能です。

■ホテル
マンダレー王宮の西側からマンダレー駅西側の一帯に、数多くのホテルが集まっています。レストランやマーケットにも出やすく、周辺観光地への拠点としても最適です。設備は非常に立派で、清潔感に溢れるホテルが揃っています。ぜひハイクラスホテルに宿泊し、旅の疲れを癒しながら観光を楽しむことをおすすめします。

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ミャンマーの日本語ガイド
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