チャイントン

シャン州北東部に位置する都市・チャイントン。街というより、大きな村といった印象の強い、温泉が有名な土地です。観光地化されていないことから、ひとも街も非常に素朴で、とても居心地の良い街として知られています。

チャイントンは、中心にあるナウントーン湖から広がるような構成で成り立っており、非常に特徴的かつ落ち着いた雰囲気が特徴的。少数民族が数多く暮らす地区としても知られており、シャン族を筆頭に、アカ族、パラウン族など、実にさまざまな少数民族で成り立っているため、とても興味深い街としても必見です。見どころのひとつにマーケットがあるのですが、少数民族が一堂に会したかの賑わいを見せるため、ぜひ足を運んでみてください。

観光地化されていないとはいえ、実はとても観光客に人気が高い街でもあるチャイントン。その理由に、タイ国境から160kmの位置にあるため、ビザ無しで観光ができることがあげられます。このため、タイ北部への観光とともに訪れるひとも非常に多いです。タイへの旅行の際には、ぜひチャイントンもコースに含めることをおすすめします。

おすすめ観光情報

【マハーミャッムニ】

街の中心部にそびえている、チャイントンの目印として有名な大きな仏塔・マハーミャッムニ。魅力的な姿をしていることから、チャイントンに訪れた際には、見どころとして足を運んでみてください。

【温泉】

チャイントン近郊にある温泉。疲労回復、精力増進の効能が謳われています。温泉は2か所あり、おすすめはナウンパー門方面にある新しくできた温泉。個室になっており、それぞれ各自で浴槽にお湯をためて入るものです。温泉からあがって味わうビールが美味しいことでも、よく知られています。

ここを訪れる道中で、シャン族、パラウン族、アカ族、それぞれの村を通るため、その雰囲気が味わえることも観光ポイント。また、チャイントンで楽しめるトレッキングの途中に立ち寄ることもできるため、トレッキングをするひとはぜひ温泉にも足を運ぶことをおすすめします。

【マーケット】

チャイントン周辺から、数多くの少数民族が集うことで知られているのが、マーケット。あらゆる民族衣装を身にまとったさまざまな少数民族たちが、それぞれ思い思いに店を出し、特産品、民芸品を販売しているため、足を運ぶだけでも非常に有意義な時間を過ごせます。午前6時~12時ぐらいが、一番盛況な時間帯。訪れるのであれば、午前中を狙ってください。

【メンラー】

チャイントンから東へ86km進んだ先にある、中国国境の街・メンラー。位置的にはほぼ中国なので、ミャンマーで使用されているドルよりも、中国の人民元が流通しています。ミャンマーの中でも異色の街として知られており、街中にはカジノ、ゴルフ場などがあることから、ミャンマーのみならず、中国をはじめとした海外からの富裕層が集うリゾート地になっています。訪れるのであれば、必ずチャイントンかメンラー現地で、通貨を中国元に両替しておいてください。

【ルイモェー】

チャイントンから30km進んだ先にある街・ルイモェー。『霧に覆われた山』という意味を持つ名前の街で、海抜1,600mに位置する非常に風光明媚な土地です。イギリス植民地時代の名残が残る数多くの教会や建物が見学できることでも知られています。ルイモェーの周囲にも、少数民族が数多く暮らしているため、訪れるとさまざまな民族に出会うことができることも楽しみのひとつです。

【トレッキング】

チャイントンは山に囲まれた地形で、それぞれの山中には37の少数民族の村落があります。シャン族をはじめ、クン族、ワ族、ルエ族、ラフ族、アカ族、エン族、リショー族、パラウン族、アケ族などが住んでおり、これら村落を訪れてまわるトレッキングツアーに人気が集まっています。いくつものルートが用意されているため、自分の体力や興味などからルートを選択できることもうれしいポイントです。

【少数民族】

チャイントンは、多数の少数民族が周辺に暮らす街として、その多彩な民族の往来はミャンマー屈指。彼らの生活、風習、文化に触れることができるのは、とても貴重なことです。

シャン州に位置していることから、チャイントンの中心に暮らすのはシャン族なのですが、シャン族はタイの民族とほぼ同様の民族様式を持ち、チャイントンがタイの国境付近に位置することから、地理的にもタイの影響を受けています。あらゆる意味で、チャイントンとその周辺に住まう民族は、それぞれで民族ごとの独自の文化を持っており、それらを共存させながら暮らしているのです。このため、チャイントンは独特の魅力にあふれています。

チャイントンの周辺で一番多く住んでいるのは、アカ族、ラフ族、リショー族など。日常においては普通の服装で過ごしていますが、祭りや祝事となると、それぞれの民族衣装を身にまとうため、非常に美しいカラフルな姿を見ることができます。

対して、パラウン族は日常においても常に民族衣装を身にまとっているので、トレッキングに参加すると独特の色鮮やかな姿での生活や風習を垣間見ることができます。トレッキングコースで、パラウン族が暮らす地域をまわるコースが一番人気が高いのは、こうした風習をもととする理由からです。

また、エン族は顕著なほどに独自の文化を形成しています。なぜかみんな歯が真っ黒なのですが、これはビターを常に噛んでいるから。女性は、誰もが大きなピアスをしているため、遠目からもわかるほどです。

他にもあらゆる民族がいます。ぜひ、トレッキングをしながら、現地で接してさまざまな良い経験をしてください。

交通情報

チャイントンには、タチレイから乗合タクシーで訪れるのが一番近いです。所要時間は、約45時間。天候が悪い場合、道路状況が悪化するため、もう少し時間がかかります。

この他、飛行機での移動となります。本数はそれほど多いわけではないこと、必ず運航するわけではないことに注意してください。また、タイから訪れている場合、ビザの関係上、タチレイ以外への移動は禁じられていることを覚えておいてください。

チャイントン市内は、街の大きさとしてそれほど広くありません。徒歩で充分にまわれるため、歩いて観光することがおすすめです。

ホテル

ホテルの数は多くない街ですが、小綺麗なホテルがいくつか点在しています。トレッキングなどが楽しめる非常に居心地が良い街なため、ゆっくり滞在するのであれば宿泊することをおすすめします。ゴールデン ワールド ホテル、プリンセス ホテル、ニュー チャイントン ホテル、ゴールデン スター ホテルなどがチャイントン周辺観光におすすめのホテルです。

 

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ミャンマーの日本語ガイド
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