インレー湖

インレー湖

海抜1,300mのシャン高原に位置する、ミャンマー屈指の観光地・インレー湖。長さ22km、直径10kmもの広大な規模を誇る湖に、およそ15万のひとびとが暮らしています。湖の水は青く澄み渡っていて、晴れた日には湖面が日の光に照らされ七色に変化することで知れ渡っており、周囲を山と田園風景に囲まれていることも相まって、非常に風光明媚な湖として観光客の人気も高い場所です。

水深が大変浅い湖であるため、湖西部には水上に家を建て暮らすインダー族がおり、その区域を訪れるとインダー族の風習や文化により育まれた暮らしに触れることができます。西部には、ここ最近まで知られておらず手付かずだったインデイン遺跡をはじめとした遺跡もあり、他にも多くの遺跡が古代遺跡として荒らされず現存しています。

加えて、インレー湖の奥には『奥インレー湖』と呼ばれる湖もあり、観光スポットとして脚光を浴びています。奥インレー湖も、最近まで外国人の立ち入りが禁じられていたほどなので、数多くの遺跡が綺麗に現存していることがポイント。 代表的な遺跡にサガー遺跡があり、2003年から外国人に解放されたばかりの遺跡です。首長族として知られるパダウン族に会うこともできるため、インレー湖に訪れるのであれば奥インレー湖にもぜひ立ち寄ってみてください。

インレー湖の街の中心はマーケットで、レストラン、旅行会社、土産物店などもほぼすべてマーケット周囲に立ち並んでいます。長距離バスの停留所もマーケット西門周辺にあるため、マーケットを中心として動くのがおすすめです。ミャンマーにおける主要観光地にも関わらず、こじんまりとしているため、非常にまわりやすい街としても知られています。

入域料:US$3
インレー湖へ行くには入域料が必要です。船着場のMTTの脇に検問があり、この検問で入域料を支払うと、船着場(ニャウンシュエ町)から出発する船に乗れる仕組みになっています。

■おすすめ観光情報
【インレー湖】
インレー湖を訪れたら、まずインレー湖そのものを存分に観てまわってみてください。インレー湖の住人・インダー族が、湖の上で暮らしている生活の様子を観てまわるだけでも、とても価値があるものです。こうした風習、文化は世界的に見てもめずらしいため、必見です。マナーをしっかり守り、インレー族の暮らしに触れさせてもらうようにしましょう。

なぜこうした生活基盤を築けるか?というと、水深が浅い湖であることがその理由。水草を集めて造った浮き島の上に住居を建て、生活基盤としています。このため、移動手段はすべてボートです。なかなか日本ではお目にかかれない光景なため、風習や文化を味わうように観光してみることをおすすめします。

【ヤダナマンアウン・パヤー】
最も古い仏塔として知られている、ヤダナマンアウン・パヤー。非常にしっかりとした造りになっていることが特徴的なパヤーです。また、中に納められている仏像も、外観同様に特徴的なため、見どころとしておすすめです。

【ファウンドーウー・パヤー】
本尊として5体の仏陀像が現存しているパヤー、ファウンドーウー・パヤー。ファウンドーウー・パヤーの仏陀像は、大小あらゆる姿の5つの球体をしています。5体すべて金箔で覆われており、『黄金の玉』としても知られています。その美しい輝きはとても神秘的なため、5体の仏陀像を目当てに訪れるひとが後を絶ちません。

【ガーペー寺院】
芸を披露する猫がいることで有名な、ガーペー寺院。ガーペー寺院の僧侶が掲げた小さな輪の中を、猫がひょいっと飛び越えるという、なんとも愛らしい芸を披露してくれます。その姿のあまりの可愛らしさに、これを目当てにこの地域を必ず旅程に入れるひとも多いほど。ヤンゴン市内のスーパーでは、猫用のエサが販売されているため、あらかじめ買い求めてから訪れると、愛らしい猫にお土産をあげられることができて、さらに楽しいひとときになります。

お茶や豆などの用意もあり、あらゆる意味でくつろげる寺院としても知られています。英語を話せる僧侶がいるため、いろいろと話ができることもうれしいポイント。ぜひ、ミャンマーの歴史も含めて、興味深い話を拝聴してみることをおすすめします。

【シュエヤンウェ僧院】
19世紀に建てられた木造造りの僧院・シュエヤンウェ僧院。僧院の中にある建てられている仏塔の回廊の壁に、小さな仏像がたくさん並べられているのが特徴的で、これを観るだけでもここに訪れた甲斐があるほど。

【仏陀博物館】
シャン族の藩王が建立した建物を改装し、造られたことで知られている、仏陀博物館。このため、シャン族の独特な仏像をたくさん観ることができます。

【インデイン遺跡】
インレー湖の西側にある、つい最近まで公表されていなかった遺跡・インデイン遺跡。公表されていなかった理由は、最近まで知られていなかったということから。このため、手付かずの遺跡として脚光を浴びており、古代遺跡のような神秘的な佇まいとして一躍有名になっています。

【奥インレー湖】
インレー湖本体の奥にある湖・奥インレー湖。奥インレー湖は、最近まで外国人の立ち入りが禁じられていて、2003年に外国人に解放されたばかりの遺跡です。これが幸いして、数々の遺跡が荒らされずに現存している貴重なスポットとして知られるようになっており、今では奥インレー湖目当てにこの地に訪れるひとも少なくありません。

中には、代表的な遺跡として知られる、サガー遺跡があります。非常に神秘的な遺跡で、外部から荒らされなかったおかげで、長い歴史を経た貴重な姿で現存されています。

【ニャウンウウン】
ミャンマーではめずらしいとされている、男女別の露天の温泉。ニャウンシュエから小舟で30分、到着した岸からさらに15分歩くとニャウンウウンにたどり着きます。

日本の露天風呂とは違い、どちらかと言うと生ぬるいプールのようなもの。裸で入ることは禁止されているため、水着着用で入浴してください。冷たいシャワーも完備されています。男風呂からの眺めは非常に素晴らしいのですが、宗教上の観点から女風呂は塀で囲まれています。入場料US$1(タオル付き)。

【マーケット】
規模はそれほど大きくはないのですが、安くて非常に質の良い商品の取り扱いが多いマーケット。インレー湖でのお土産は、大体ほぼすべての名産品が手に入ることから、足を運んでみることをおすすめします。

中でも、シャンバックはおすすめの土産物。シガー(紙巻きタバコ)の販売もありますが、インレー湖のシガー工場で直接購入したシガーのほうが、質が良くおすすめです。

マーケットをちょうど半分に分けると、北側にはモヒンガー、カレーの屋台が所狭しと並んでいることも必見。非常に安く、なにより味が最高に美味しいことから、特に朝食や昼食時になると賑わいを見せています。

市が立つのは、5日に1回です。ただし、それ以外の日であっても、ある程度の店舗は営業していることから、まずは足を運んでみてください。

【水上マーケット】
毎月、1と6の付く日のみに開催されているのが、水上マーケット。水上で暮らす生活風習を持つインレー湖ならではで、名物となっています。非常に独特の雰囲気が魅了的ですが、近年では、水上マーケット目当てに訪れる観光客向けのものになりつつあります。

【ザガー】
インレー湖の南端からビルー川を少し下った先にある古都・ザガー。インレー湖からザガーに向かうまでの景色も美しいザガーは、この地域に住まうシャン族の王(シャンソブァー)が住んでいた古都として知られています。現在は、シャン族をはじめ、ダヌ、パオ、インターなど、それぞれ少数民族が暮らしており、日常生活を見学できるばかりか、風習、文化を味わうことができます。

また、ターカウン・パヤーなどの遺跡の見学も可能。少数民族の地酒が楽しめるのも、お酒好きにはたまらない魅力です。ザガーには個人での入域が禁止されているため、パッケジーツアーを申し込み、特別許可を申請して入域してください。

【インディン】
ファウンドーウー・パヤーの西方にあるインディン。インディンには、建立から2,000年以上もの長い歴史を誇るインディン・パヤーがあります。建立後は、パガン王朝のアノヤータ王などにより拡張が施され、現在では1,000以上のパヤーが林立していることでも有名です。また、近隣には、少数民族として知られるパオ族の集落もあります。

インディンへ訪れるには、ニャウンシュエからボートをチャーター、あるいはツアーにインディンを追加で組み込んでもらいましょう。

■交通情報
ヤンゴンを中心として、各主要都市から1日2~4便、国内線が運航しています。最寄りの空港は、ヘーホー空港。空港からインレー湖の船着場(ニャウンシュエ町)まで、車で1時間ほどで到着します。カクー遺跡、タウンジーを訪れる場合も、ヘーホー空港が最寄りの空港です。

陸路では鉄道もありますが、本数が少なく、かなりの時間がかかるためあまりおすすめはできません。もし利用するのであれば、ヤンゴンやマンダレーからがベター。タージーまで鉄道で、そこからバスを利用することが良いでしょう。

インレー湖は、船着場があるニャウンシュエ市内は徒歩でゆっくり歩けるほどの規模です。自転車も便利なためおすすめ。ここからインレー湖に渡るには、モーターボートをチャーターするなど必要です。ガイド付きで、1日およそUS$10~12くらい。インレー湖周遊ツアーも数多くあるため、お目当てのコースなどがある場合、申し込んでおくこともおすすめです。

■ホテル
ここ数年で観光地化が急速に進んだインレー湖および周辺には、数多くのホテルが立ち並ぶようになりました。インレー湖におけるホテル選びの特徴として、湖上(水上)ホテル・陸地ホテルの2種類があります。まずどちらか選びましょう。

湖上ホテルは静かな環境でゆったりと過ごせることがポイントで、湖上に建つホテルはかなりめずらしいこともあり貴重な体験になるのでおすすめ。ほぼすべてのホテルが、水上コテージの造りになっています。旅行日程に余裕があるようなら、ぜひ湖上ホテルを選択してみてください。

ただし、インレー湖でのホテル選びでたいせつなことは、翌日の行動予定も考えながら最適なホテルを選ぶこと。もし、翌朝早くからすぐに移動するようであれば、陸地ホテルのほうが動きやすいためベスト。いずれにしても、設備の良い綺麗なホテルばかりなのは利用客にとってうれしいポイントです。

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ミャンマーの日本語ガイド
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